緑内障について
中高年に起こる代表的な目の
病気です
緑内障とは、目から入ってきた情報を伝達する視神経に障害が起きることで視界が狭くなってしまう病気のことで、治療が遅れてしまうと失明してしまうことがあります。
約20人に1人がなると言われています。
初期段階ではほとんど症状がなく、気づかない間に進行してしまいますので、定期的に眼科検診を受けることをおすすめいたします。
また、緑内障は遺伝の影響もあるため、近親者に緑内障の方がいる場合は注意が必要です。
こんな場合はご相談ください
- 眩しく感じる
- 視界がぼやける
- 視界がかすむ
- 日中と夜間で見え方が違う
- 近視が強い
- 身内に緑内障になった人がいる
- 健康診断の眼圧で異常が出た
など
日本緑内障学会専門医による治療
当院の眼科医は、岐阜大学での治療経験も豊富な日本緑内障学会の専門医です。より専門的な緑内障治療に対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
治療方法

点眼薬治療
緑内障治療の基本となるのが、眼圧を下げる効果のある点眼薬の処方です。
眼圧を下げることによって緑内障の進行を抑えることができます。
緑内障のタイプや進行状況などにより適切な点眼薬を処方します。
点眼薬では十分に効果が得られない場合は内服薬を用いる事もあります。

サプリメント
網膜の血流を増やす効果や、眼圧を下げる効果が期待できる、サプリメントを処方し進行を抑えます。
まだ進行していない初期の緑内障や、若くして緑内障と診断された方におすすめです。

レーザー治療
点眼薬での眼圧コントロールが不十分な場合にレーザー治療を行います。
隅角にある繊維柱帯という所にレーザーを照射して目詰まりを軽減させる隅角光凝固術と、虹彩の周りに小さな穴を開けて、眼内を満たす体液が流れるバイパスを作る虹彩光凝固術があります。

手術
点眼薬などで十分に眼圧が下がらず緑内障が進行してしまう場合は手術を行います。
緑内障の手術は局所麻酔のため身体への負担も少なく、痛みもほとんどありません。